石丸伸二氏の街頭演説の司会を務めていて話題になった
選挙プランナーの藤川晋之助さんってどんな方?
プロフィールにあんまり学歴が出ていないけど、どこの大学を卒業している?
関わった選挙が141戦、その内負けたのがたった11回(2022年時点)だということで選挙の神様と呼ばれることもある選挙プランナーの藤川晋之助氏。
2024年7月7日の東京都知事選に立候補予定の石丸伸二氏の街頭演説でマイクを握っていたことで話題となっています。
そんな藤川晋之助氏とはどのような人物なのでしょうか。
ご出身・高校・大学などの基本プロフィールから今まで関わって来られた選挙(経歴)・維新との関わりまでまとめてみました。
最後までぜひ読んでみてくださいね。
選挙の神様・藤川晋之助氏とは?
選挙の神様・藤川晋之助氏の基本プロフィール
まずは選挙の神様・藤川晋之助氏の基本プロフィールを確認してみましょう。
お名前 | 藤川晋之助(ふじかわ しんのすけ) |
生年月日 (年齢) | 1954年頃(推定70歳) |
出身地 | 大阪府大阪市 |
出身校 | 大阪市立高等学校(現大阪府立いちりつ高等学校)→国士館大学史学地理学科 |
経歴 | 代議士秘書→大阪市議会議員(2期)→事業家→選挙プランナー・政党事務局長→現藤川選挙戦略研究所代表理事・国会議員事務所顧問 |
政党 | 自民党→新生党→旧民主党 その他、みんなの党の選挙参謀・東京維新の会の事務局長経験あり |
ご自身の 選挙当選回数 | 2回(大阪市議) |
選挙の神様・藤川晋之助氏の経歴
藤川晋之助氏は大阪市出身の元政治家、現藤川選挙戦略研究所代表理事でいらっしゃいます。
生年月日は明らかになっていませんが、1969年の東大安田講堂事件の時が中学3年生だったそうですから、おそらく1954年辺りのお生まれであるかと思われます。
2023年には古希のお祝いをされているようですので、70歳は超えられていると思われます。
その東大安田講堂事件に影響を受け、東京にある国士舘大学史学地理学科に進学。
大学時代は政治活動に没頭されていたそうです。
大学卒業後は自民党の田中派の代議士秘書になられます。
学生時代に議論していたものと現実の政治の現場の違いに失望しながらも秘書の仕事を続けられ、その後37歳の時に大阪市議会議員に立候補・当選されます。
市議会議員時代には自民党を離党し、当時小沢一郎氏が率いていた新政党に合流。
大阪市議会議員として2期目の間には衆議院議員選挙や三重県名張市市長選挙に立候補されましたが、落選され、政治家の道を断念されています。
その後、インドネシアに渡り事業を展開するもアチェ紛争により帰国。
帰国後、小沢一郎氏から声がかかり、選挙の手伝いをされるようになります。
2009年の第45回衆議院選挙で群馬4区の三宅雪子陣営(福田康夫元首相のお膝元)に入り、福田康夫氏を猛追した他、民主党、みんなの党などの選挙参謀として活躍。
その他、減税日本(愛知県の地方政党。東京に事務所を構え、国政に進出していた期間もあり)の選挙対策事務局長・東京本部事務局長・政策顧問も務められていました。
また2019年の埼玉県知事選では立憲民主党・国民民主党・社会民主党が支持する野党候補の一本化に尽力。
自由民主党・公明党らが推薦した元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏を破り、野党が支持した前・参議院議員の大野元裕氏が当選しました。
2017年~2022年は東京維新の会の事務局長を務め、在職中に当時0人だった東京維新の会の国会議員を比例代表を含め5名に増やしています。
2022年には藤川選挙戦略研究所を設立され、選挙プランニングの他、勉強会や研修会の主催・半導体事業・CBDオイルの販売・コンサルティング・人材育成の事業などをされています。
藤川選挙戦略研究所のウェブサイトには選挙プランニングについて
藤川自らが、陣営の中に入り込んで、陣頭指揮をとって、勝たせていくスタイルです。他の多くの選挙プランナーの方が行っているような「薄く、広く」というやり方ではない為、依頼があった案件の8割ぐらいは、断腸の思いでお断りさせていただいているのが現状です。 また、ボランティアの部分も多く、正直お金もうけにはならないこともあるが、受けた案件は全身全霊で取り組ませていただきます。
https://www.senryaku.or.jp/?page_id=123
と、書かれています。
8割断っている中で石原伸二氏の選挙には関わられることに決められたのですね。
ちなみに、藤川晋之助氏が石丸伸二氏の選挙に関わられることになった経緯にはドトールコーヒーの創業者で会長の鳥羽博道さんの存在があるようです。
藤川晋之助氏の出身高校・大学
藤川晋之助氏のFacebookの情報によれば、藤川晋之助氏は高校は大阪市立高等学校(現大阪府立いちりつ高等学校)を、大学は国士館大学史学地理学科を卒業されています。
大阪市立高等学校(現大阪府立いちりつ高等学校)は大阪府枚方市にある当時市立(現府立)の高等学校です。
2024年の偏差値は58-60です。
国士館大学史学地理学科は国士舘大学の文学部にある学科です。
国士館大学は東京都世田谷区にある私立の大学です。
国士館大学文学部の2024年の偏差値は37.5~50です。
特に史学地理・環境コースの偏差値は37.5~42.5です。
上記偏差値は2024年のものなので、藤川晋之助氏が入学された頃の偏差値がどのようなものだったかは分かりませんね。
藤川晋之助氏と維新との関係は?
上述した通り、藤川晋之助氏は2017年~2022年に東京維新の会の事務局長を務められており、東京維新の会の国会議員数を増やすことに貢献されています。
ただ、それ以外にもご自身は自民党→新生党→民主党と変遷されていますし、みんなの党、減税日本に関わられていた時期もあります。
東京新聞の2022年の記事では
自民党や旧民主党だけでなく減税日本やみんなの党(解散)など、頼まれて意気に感じれば党を超えて一肌脱ぐ。17年から東京維新の会の事務局長として維新の東京進出を牽引。東京を地元とする参院全国比例候補を含め、国会議員ゼロから5人へ躍進させ、今年の参院選後に職を退いた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/221332
と書かれており、必ずしも東京維新の会のみをサポートしているわけではないようです。
ご本人のFacebookにも「昭和は自民党、平成は民主党、令和は維新と変遷すること45年」と書かれておられますが、ここ最近は維新との関わりが深かったことも確かなのでしょう。
Xで調べてみると、維新はもちろん、国民民主党・立憲民主党の議員の方ともつながりがある様子が見られます。
まとめ
以上が石丸伸二氏の東京都知事選に関わられている選挙の神様と呼ばれる選挙プランナー・藤川晋之助氏のご出身・高校・大学などの基本プロフィールから今まで関わって来られた選挙(経歴)・維新との関わりについてのまとめでした。
もう一度確認してみましょう。
・藤川晋之助氏は大阪府大阪市出身の元政治家・現藤川選挙戦略研究所代表理事
・国士館大学を卒業後、代議士秘書を経て大阪市議会議員を2期務めた
・大阪市議会議員2期目に衆議院選や三重県名張市長選に立候補するが落選
政治家の道を諦める
・インドネシアで事業を展開するが紛争により帰国
小沢一郎氏に声をかけられ、選挙の手伝いをするように
・民主党・みんなの党・減税日本・東京維新の会の選挙など141戦に関わり、破れたのは11回のみ(2022年時点)
・2017年~2022年は東京維新の会の事務局長を務めていた
・2022年に藤川選挙戦略研究所を設立。選挙プランニングの他、勉強会や研修会の主催・半導体事業・CBDオイルの販売・コンサルティング・人材育成などの事業を展開
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石丸伸二氏のプロフィールや経歴に関してはこちら↓の記事にまとめてありますので、ご覧ください。